昨日の*春の養生①*に引き続き、中国の古典『黄帝内経』に学ぶ日常からできる春の養生をお紹介します。



『黄帝内経』に春の養生は



『素問・四季調神大論』
春三月、此謂発陳、天地倶生、万物以栄。夜臥早起、広歩於庭。被髪緩形、以使志生。生而勿殺、予而勿奪、賞而勿罰。此春気之応、養生之道也。逆之則傷肝、夏為寒変、奉長者少。


と記載があります。



「春三月、此謂発陳、天地倶生、万物以栄。」とは昨日の春の養生①に詳しく書いてありますので、ご参考になさってください。



次の「夜臥早起」とは夜は少し遅めに寝て、少し早めに起きましょう!という事です。
遅めの睡眠とは、古代人の生活様式で、太陽が沈むと眠ることです。それと比べて少し遅く寝、少し早く起き、睡眠時間を少しずつ減らすのです。睡眠時に体の陽気は体内に潜んでいくので、適度に睡眠を減らすのは、陽気が外に向かって広がり、春を快適に過ごすために効果的なのです*


また、「広歩於庭」」とは朝に早く起きて広く庭を散歩しましょう!という事です。
庭を広く歩くのは、大股で歩くことで、散歩することです。動きは陽気を生むからです。陽気の展発に運動が必要です。


特に春は入学、入社、転勤など4月ごろは環境が変わりやすい月で、人は様々なストレスにさらされます。ストレスが溜まると、体の気や血の流れも滞りやすくなり、余計にイライラしやすくなり、頭痛やめまいの原因にもつながります。

頭で考えるだけでなく、体を動かしてストレスを発散しましょう!体を動かすと気血も巡るので一石二鳥ですよ^^

他にもこの時期はお花や緑がとてもきれいな時期なので、自然を感じ、愛でながら動くとより効果的ですよ*



次の「被髪緩形、以使志生」とは髪をおろして、ゆったりした服を着ましょう!ということです。これは全身を緩め、体を伸びやかにし、心持ちは活き活きと生気を充満させて、陽気を外に発散させましょう。



最後に「生而勿殺、予而勿奪、賞而勿罰。」とは生き物を殺さずに生かし、他人に多くの物を贈り、他人に何かを要求せず、周りの人には懲罰を与えるのではなく、褒めて励ますべき!という事です。これは全て外へ向かう行動方式です。懲罰ではなく、賞励をし、人に物を要求するのではなく、自分から贈りましょう。

これは全て外に向かって、陽気の伸び広がることで春をのびのび過ごせます。

以上の事が春を快適に過ごすための養生と黄帝内経には記載されています。

もしこの養生法に背けば「肝」を傷つけることになります。肝の事は前回のブログに詳しく書いておりますので、ご参考になさってください(^-^)

あくまでも2千年前の中国を基準に書かれていますので、今の時代に合わないこともありますが、それでも学び、実践できる事はあります。

今日から1つでも良いので生活の中に取り入れてみましょう*

最後まで読んでいただき、ありがとうございます!


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