梅の美味しい季節がやってきました^^
梅酒や梅干し、梅ジュース、梅ジャム..など梅は色々な加工に使われますね!
当店では以前より何度かご紹介させていただいている「大高酵素 」に漬けて、『梅酵素』を作っています。
あと少し、皆さんの手元に届くまでの間お世話をしています。
●体に嬉しい梅の力*
奈良時代より日本人が梅を食べる習慣がありました。
平安時代の日本最古の医学書『医心方』には「梅干」の効用が書かれているほど、日本人と梅干しは古くから繋がりがあります。
そんな日本人と深いかかわりのある伝統的な健康食品『梅』について、改めてご紹介します。
①胃がん予防
以前「ピロリ菌と大高酵素 」でご紹介したピロリ菌は胃の粘膜を傷つけ、胃炎、胃潰瘍さらには胃癌に関係していることが明らかとなっています。
梅に含まれる抗酸化物質、強力な殺菌作用がピロリ菌の運動を抑制し、凝集して働きを失う効果を持っています。
ピロリ菌を抑制するので、胃がんの発生率も下がると言われます。
②糖尿病予防
α-グルコシダーゼは、血糖値の上昇、肥満等に関連づけられる小腸で糖質を吸収する酵素です。
梅野中の成分にはこの活性を阻害して糖質の消化吸収を遅らせ、食後の血糖値上昇を抑える力があることが明らかになっています。
③インフルエンザ予防
梅には、体内に侵入した細菌やウイルスをぱくぱく食べる免疫細胞・マクロファージを活性化し、さらに数を2倍近く増やして免疫力をアップさせる作用があります。
さらに梅には、ごく微量でインフルエンザウイルスの活性を抑える働きのあることが実験で証明されています。とくに感染初期において、梅はウイルス活性阻害に対して高い効果を示します。
インフルエンザや風邪の予防には、普段から2,3粒の梅を召し上がる事がおすすめです。
④食中毒予防
梅干しを食べると食あたりになりにくいという昔からの言い伝えがありますが、梅干しが食中毒菌である「黄色ブドウ球菌(MRSA)」や「病原性大腸菌(O-157)」といった食中毒菌の増殖を抑制する作用(制菌作用)があり、食中毒を予防する働きがあることが明らかになっています。
お弁当の日の丸弁当もこの作用から理にかなってますね!
特に梅雨やこれからの夏に向けてこの作用は助かりますね^^
⑤動脈硬化の予防・改善
梅干しはアンギオテンシンⅡという血管収縮性作用のあるホルモンの働きを調整し、血圧の上昇を抑え、動脈硬化の発生を抑制する作用があります。
また、血液中のコレステロールなどの脂質が増えると高脂血症になり、血管内で血栓ができやすくなり、脳梗塞や心筋梗塞を起こしますが、梅干しを食べることにより血液の流れがなめらかになり、発症を予防します。
⑥血液浄化効果
ドロドロ血液の正体は血液中の脂質です。これが血液中に多くなると高脂血症になり、ドロドロ血液になると言われています。
梅干し含まれるクエン酸は、ドロドロ血液の原因である酸性を中和させ、血液をサラサラにします。
梅干しやレモンなどはこのクエン酸が豊富に含まれております。
梅の酸味が体内の消化器官を刺激し唾液など消化酵素の分泌を促し、食欲を増進させるとともに消化を助けます。
また、梅干しに誘発されて出る唾液の質はサラサラで、口の中に残った食べかすや細菌を洗い流しやすく、虫歯予防にもなります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
薬局COCOファーマシー
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