神戸市 N様 27歳 女性

子宮筋腫(約5cm)、生理中の貧血、生理痛があり、子供も授かりたいという事で漢方相談に来られました。

子宮筋腫は少しずつ大きくなってきており、それに伴って生理の量が増え、貧血もひどくなっているそうです。

妊娠を考えるなら筋腫は手術で切除した方が良い。と病院で言われたそうですが、それだけは避けたい。とのことでした。

生理痛も刺すような激しい痛みがあり、毎月とてもツラいそうです。

仕事のストレスも多く、いつもちょっとしたことでイライラしてしまうそうです。

生理前後になると胸の張りやお腹の張りを感じ、胃がスッキリしないそうです。

この方は中医学的には『気滞血瘀』『気血両虚』の状態だと考えられます。

そのため体力や血液を補うもの、気や血液の巡りを良くして、ストレスを緩和するような漢方薬をお出ししました。

2週間後に来られた時は、まずはストレスに関して強くなった?感じにくくなった?という風におっしゃっていました。

今までならちょっとしたことでイライラしていたのに、漢方薬を飲み始めてからはイラつきにくくなったそうです。

お腹や胸の張りも楽になったそうです。

1ヶ月ほどすると生理痛、生理中の貧血がかなり楽になったと報告をいただきました。

半年続けられて病院に定期健診に行かれた際には筋腫は4cm弱まで小さくなっていたそうです。

年齢的にそこまで焦っていないので、妊娠は気楽にいきます。とおっしゃっていましたが、そのすぐ後にご妊娠されました。

そのため、血液の巡りを良くする漢方薬は止めていただきました。

≪私見≫

毎月、生理のある女性にとって「血液不足」とは切っても切れない関係にあります。

この方のように筋腫が原因になり、出血量が増えると「血」と一緒に「気(エネルギー)」も出ていってしまいます。

そうなると余裕がなくなり、精神的にイライラしやすくなります。

また、刺すような激しい痛みのある場合は血液の流れが悪い「血瘀」の状態であると考えられます。

血液の巡りが悪くなると、気(エネルギー)の巡りも悪くなります。

体の気や血の巡りが悪くなるとストレスも流れにくくなり、イライラしやすくなります。

そのため、この方には血液や気(エネルギー)を補うもの、血液や気の巡りを良くする漢方薬をお出ししました。

体質が改善され、心も体も準備が整うとお子さんを授かりやすいように感じます。

子宮筋腫や生理痛で悩んでいる方も多いと思います。

痛み止めでごまかさずに、一度ご自身の体を見直して、体質改善から始めてみませんか?

ぜひご相談くださいね。